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ドッグフードの種類とタイプ


ペットショップ、ホームセンター、インターネットで販売されるドッグフードは多種多様、いろいろなタイプのフードが販売されています。

最初に言いますが、ドッグフードのタイプ(種類)だけでどれが良いどれが悪いというものはありません。

「缶詰タイプのウェットフードだと噛む力が弱くなるからカリカリしたドライフードがいい」という情報がありますが、そんなことはありません。そもそも犬は「食べ物を丸飲みするのが普通」で、噛んで味わうなんてことはありません。

自分で獲物を狩る時代なら噛む力も必要ですが、ペットとして飼われている現代では噛む力はそれほど必要ではないんです。

今回は、ドッグフードの種類(タイプ)の違いと、タイプ別に見たドッグフードの選び方についてご紹介します。

ドッグフードの種類(タイプ)

ドライフード

水分含有量が3%~11%のフードで、カリカリとした食感のドッグフードです。

常温での長期保存が可能でカビなども生えにくいので、犬の栄養管理・健康管理の手間が一番かからないタイプのフードです。

ただし、犬はドライフードよりもウェットフードの方を好む犬が多いので、ウェットフードの後にドライフードに切り替えても食べてくれない場合があります。そういう点からも最初はドライフードの方がいいでしょう。

ちなみに「ドライフードだと歯石がつきやすい」というのは間違った情報です。歯石はものを食べる限りどんなフードでも必ずつきます。そのため、本来は飼い主がこまめに歯磨きするなど細かいケアが必要なんです。

セミモイストフード(ソフトドライフード)

水分含有量が25%~35%程度の半生タイプのドッグフードです。

セミモイストフードは、気泡を使わず水分量と湿潤調整剤で柔らかさとしっとりとした食感を実現しています。

ソフトドライフードは、フードに気泡を入れて柔らかくしています。粘着性のある粘土のような硬さで、セミモイストフードと同じく柔らかさとしっとり感を実現しています。

フードで水分を多く摂取できるので、便秘気味・便が乾燥して硬いような犬には、セミモイストフードがおすすめです。

ちなみに、水分保持・品質保持のため調整剤などの添加物が含まれていることがありますが、犬の健康を害することはありません。

ウェットフード(缶詰フード)

水分含有量が75%以上の水分主体のドッグフードです。

原材料は肉が主体で、殺菌後に缶詰で密封されているので、開封しなければ消費期限は3年程度なので、非常用の携帯としても重宝します。ただし開封後は保存できないので、短時間で使い切る必要があります。

犬はドライフードよりもウェットフードを好むので、最初にウェットフードに慣れてしまうとドライフードは食べない傾向があります。

ウェットフードは、咀嚼が弱くなった老犬や病気などで飲み込みが弱くなった犬に食べさせるようにした方がいいでしょう。

  • 普通はドライフードがよい
  • 咀嚼が弱くなったらセミモイストかウェットフード
  • ウェットフードは災害時の携帯用に便利

ドライフードのタイプ別の賞味期限や保存方法については、以下のページでも詳しくまとめてあります。

参考ドッグフードのタイプ別の賞味期限と保存方法

シニア用、成長期用のフードの違い

ドッグフードにはライフステージ別(年齢別)にラインナップが用意されてるフードがありますが、実はそこまで厳密にこだわる必要はありません。

ただし体重管理をしやすくするためにも、成長期用のフードやシニア用のフードを使った方が便利なことはあります。

これらの違いは、基本的には栄養素の配合バランスの違いです。

シニア用ドッグフード

シニア用ドッグフードは、タンパク質を多くして脂肪を少なくしたり、老化防止のために不飽和脂肪酸などを配合するなど、カロリー調整・機能低下を防ぐ栄養バランスになっています。

犬も人間と一緒で年をとると体の代謝が悪くなるので、今まで通りのドッグフード、食事量だと太りやすくなります。高齢の肥満はケガや病気のもとになるので、シニア用ドッグフードなどを使って体重管理するといいでしょう。

成長期用のドッグフード

子犬のころの成長期は、成犬・シニア犬とは違い、カロリーの消費量が多くなります。そのため、高栄養価・高カロリーのドッグフードが必要です。具体的には、炭水化物・脂肪の割合が少し多くなります。

子犬の時期は体づくりに大切な時期なので、できれば成長期用のドッグフードを使った方がいいのですが、モグワンドッグフードカナガンドッグフードのように、全年齢向け用に作られていれば問題ありません。

全年齢向けというと「こだわりがないのでは?」と思うかもしれませんが、犬のことを考えたらできるだけドッグフードは変わらないほうがいいです。犬にも「慣れた味(正確にはニオイ・喉越し)」があるので、ドッグフードをあまりにも頻繁に変えると、犬にもストレスになります。

とはいえ、ライフステージ(年齢)やアレルギー対策などでドッグフードを変える必要があるのも事実です。

アレルギー対策用のドッグフードとは?

涙やけ・皮膚炎・抜け毛などアレルギー症状に対応したドッグフードがあります。有名なところだと「アランズドッグフード」などです。

アレルギー対策といっても、必ずアレルギー症状が治まるわけではありません。

犬のアレルギーの原因の多くは、肉類(鶏肉・牛乳)と小麦の麦類です。アランズに代表される低アレルギードッグフードは、肉にラム肉を使い、小麦を不使用にするなど、アレルギーの可能性の高い食材を使わない工夫がされています。

逆を言えば、ラム肉にアレルギーがある犬の場合は逆効果になることもあります。こればかりは実際に食べさせてみないとわかりません。

ちなみにうちのワンちゃん(チワワ)は、子犬のころ涙やけのアレルギー症状が出てました。そこで、以下のようなドッグフードの変遷になってます。

  • ホームセンターの市販のドッグフード
  • 涙やけのアレルギー症状
  • アランズドッグフード
  • 涙やけの症状が治まる
  • 成犬になったのでカナガンドッグフードにする
  • アレルギー症状なし
  • より栄養バランスの良いモグワンドッグフードにする

アレルギー症状がでたのは子犬のころで、その後ドッグフードを変えてもアレルギー症状は出てません。アランズドッグフードにして涙やけがピタッと治まったので、子犬のころは市販のドッグフード何らかの成分が合わなかったのでしょう。

ドッグフードの種類のまとめ

以上のようにひと言で「ドッグフード」といっても、いろいろなタイプと目的別のドッグフードがあります。「これじゃないといけない!」というものはないので、自分の飼っているワンちゃんの体調や食いつきなどを見て合いそうなものを選んでやりましょう。

  • フードのタイプで栄養バランスの優劣はない
  • 扱いやすく便利なのはドライフード
  • ウェットタイプは災害時用の準備に便利
  • 年齢別は厳密にこだわる必要はない
  • アレルギー症状が出たら低アレルギーフードを試す

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