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シニア犬(老犬)のドッグフード&老化防止に効果的な食品は?

犬の7歳になると「シニア」の仲間入りになります。

シニアと言っても結構、見た目が若くてあまりピンと来ない子もいます。それもそのはず小型犬の7歳は人間の44歳くらい。大型犬でも50代です。元気なはずですよね。

人間で言うところの65歳以上は、小型犬でだいたい12~13歳、大型犬で9~10歳辺りになります。シニアになってからが、随分と期間が長いんですね。

人間と同じように、犬も年を取ると皮膚が弱くなり、毛が薄くなってきます。小さい犬は骨が折れやすくなり、関節の病気やケガも多くなります。

老化現象なので仕方ない部分もありますが、できるだけ長く健康でいて欲しいですよね。

そこで今回は、老化防止に役立つ食べ物についてまとめました。免疫力をアップし、いつまでも若々しい姿を見せて欲しいですね!

シニア犬の食事での注意点

食べ物が喉に引っかかりやすくなる

飲み込む機能が衰えはじめたら、喉に詰まらせない配慮も必要になります。ジャーキーなどは控えるか、小さくちぎって与えるといいですね。

また、野菜は消化があまり良くないので、犬に野菜を与えるときも潰すかミキサーにかけるようにしましょう。特に内臓の働きの弱くなった老犬には、消化の良い食べ物がいいですね。

ドッグフードのお皿は清潔にする

シニア犬になると免疫力も徐々に落ちてきます。免疫力が落ちるということは、病気になりやすくなるということです。

免疫力が弱くなると、食中毒などお腹の病気も起こしやすくもなります。ドッグフードを与えるお皿は清潔にして、ドッグフード自体もなるべく新しいものを与えるようにしましょう。

食欲がないときはニオイをつける

シニア犬(老犬)になると食欲が落ちる犬もいます。

食欲が落ちた犬に対して無理やり食べさせることはダメですが、あまりにも食欲が落ちて体重が減ってくるようなら対策が必要です。

犬はニオイで美味しさを判断します。ですが、老犬になると、自慢の嗅覚も鈍くなってきます。

食欲がないときは、ドッグフードに鶏のゆで汁を加えるなど「ニオイが立つ工夫」をしてみましょう。味の濃さではなく、ニオイで食欲を掻き立てることが大切です。

ウンチで健康を判断する

シニア犬(老犬)の健康を判断するうえで、飼い主が一番判断しやすいのが犬のウンチの状態です。

ウンチの状態については、以下のページで詳しくまとめてあります。シニア犬でも変わらないので、ご参考にしてみてください。

参考犬が下痢をしてるときの原因と対処法
参考愛犬のオシッコやウンチをチェック!症状と原因をご紹介
参考犬も便秘するの?ウンチが出にくいときの原因と対策

シニア用ドッグフードの違い

ドッグフードには、老犬を対象とした「シニア用ドッグフード」があります。普通の成犬用ドッグフードと何が違うのでしょうか?

タンパク質の成分量が違う

一番の違いはタンパク質の成分量です。成犬用よりもタンパク質の成分割合が少なくなっています。

犬の理想的な成分割合は、タンパク質:炭水化物:脂質=3:1:1です。

ただし、これは健康的な成犬であり、老犬にとってはちょっと重い食事です。人間に例えるなら肉類中心の食事ですね。

シニア用のドッグフードは、タンパク質の割合が若干少なくなります。特に10歳以上、13歳以上と高齢になるほど少なくなります。体の代謝が落ちて、それほどタンパク質を必要としないからです。

参考犬の健康に必要な六大栄養素

筋肉の健康を維持する成分が含まれている

細かく年齢別に分かれている「サイエンス・ダイエット」を例に取ると、シニア用のドッグフードには、健康な筋肉を維持するカルニチンが配合してあります。

他にも、骨や関節によいグルコサミンやコンドロイチンが配合されているドッグフードもあり、人間と同じように、骨や筋肉をサポートする役目もありようです。

量やカロリーが抑えられている

人間と同じように、犬も年をとると代謝が悪くなるので、それほど高カロリーの食事が必要なくなります。

シニア用ドッグフードは、成犬用よりも量が抑えられたり、同じ量でもカロリーが少なくなったりと工夫がされています。

老化防止に効果的な食べ物

基本的に、シニア用ドッグフードや全年齢対応のドッグフードを与えていれば、栄養的には問題はありません。

ですが、何かと可愛いワンちゃんのために、特別なことをしてあげたい飼い主心もわかります。

シニアを迎えたワンちゃんのためになるような、ドッグフードの選び方、与えても良い野菜などをご紹介します。

皮膚や毛の衰えにはビタミン類と油

犬の老化が顕著になるのは皮膚と毛の状態です。免疫力の低下によって皮膚病が起こりやすくなったり、毛は薄くツヤがなくなってきます。

ドッグフードの中には、免疫機能や皮膚の健康維持に効果のある食材を使ったドッグフードがあります。

オメガ3と6の油脂成分は健康な皮膚と毛艶、ビタミンAは皮膚の成長、ビタミンEは酸化によるダメージの保護、またビタミンCは傷の修復をする働きがあるとしています。

骨の強化や関節炎の予防

ドッグフードにどんな野菜が含まれているかも、選択の一つになりそうですね。野菜の効能をある程度、知っておくと便利です。

関節炎の予防効果が期待できる野菜は、ほうれん草、キャベツ、ニンジン、セロリがあります。また軟骨の生成に必要なグルコサミンは、ドッグフードにもよく配合されています。

野菜はがん予防と免疫力アップに

トマトは抗酸化成分が豊富なことで有名です。さらにがん予防や心臓の血管も保護してくれます。ほうれん草やブロッコリーも、がん予防や免疫力を維持する効果があります。

その他にニンジン、サツマイモ、ラディッシュ、カボチャ、ブロッコリー、キャベツなど免疫力を維持する野菜は種類が豊富なので、普段の食事にも取り入れやすそうです。

魚には老化防止の成分がいろいろある

魚には注目の栄養素がいろいろと含まれています。カルシウムを吸収するにはビタミンDが必要なのですが、脂の多い魚から摂取できます。脂の多い魚に含まれるオメガ3は、皮膚疾患、関節炎、脳の認知機能にも効果的と言われます。

一方で魚介類は生で与えるとビタミンを破壊すると、犬の母子手帳には書かれています。また小骨が喉に突き刺さったり、胃壁を傷つけたりする恐れもあります。その点ドッグフードのように加工されたものだと安心ですね。

チーズは万能食材

犬に与えることに対して、批判的な意見も多い乳製品。アレルギー、コレステロールなどの問題があるのです。でもワンちゃんはチーズ大好きですよね。なかでもチェダーチーズにはカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンD、脳の中枢神経に効果のあるビタミンB類、がん予防と皮膚の健康に欠かせないビタミンAなど様々な栄養が含まれています。

また腸の健康でお馴染みのヨーグルトにもカルシウムが多く含まれ、免疫システムの改善にも効果的です。

人間の食べ物を犬に与えるときは、犬に与えてはいけない食材に注意しましょう。また、アレルギーなど個体差もあるので、犬の状態を見極めた上で与えるようにしてください。

参考犬が食べてはいけない物の危険性と症状は?

執筆:犬のお守人

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