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【犬の吠えグセ】他の犬に吠える犬の散歩はどうすればいいのか?


散歩中に吠えるワンちゃんに困ってませんか?

他の犬に向かって勢いよく吠えると、一側触発の事態になるのではと散歩に行くにも気が休まりません。闘争本能の強い犬を大人しくさせるのは、ドッグトレーナーのプロでも一筋縄ではいかないようです。

私も長い間、吠える飼い犬の散歩に悪戦苦闘してきましたが、今では何とか愛犬との散歩を楽しめるようになりました。

そこで今回は私が個人的に実践していることを中心に、吠えグセのある犬の散歩の仕方についてご紹介します。

犬の性格をよく把握する

ワンちゃんの性格っていろいろありますよね。

我が家の先代犬は、よその犬とすれ違うとき知らんぷりを通していましたが、今の犬はとても攻撃的です。対処法は犬の性格によっても違うものです。まずは参考までに我が家のトイ・プードルの性格をご紹介します。

我が家のトイ・プードルの性格

うちの愛犬(トイ・プードル)の性格は以下のような感じです。

  • 闘争本能が強い
  • 勘が鋭い
  • おちゃめ
  • ナイーブ
  • 甘えん坊
  • 運動はあまり好きではない

なかなか難しい性格ですよね(笑)

散歩のときは、こういった愛犬の性格を踏まえる必要があります。

性格を考慮した注意点

行きたがらないときは無理強いしない

犬にも散歩に行きたくない日があります。

犬には犬の気分があります。小さい頃から散歩の習慣がある犬ならよいですが、散歩に慣れていない犬を無理やり散歩につれていくと、犬が一層攻撃的になったり臆病になってしまう原因です。

そういうとき私はいったん外へ出してみて、やっぱり犬が早く帰りたがったらそのまま帰ります。もしくは、他の犬がいない広い公園などでリードを長めにして放っておくのも手段のひとつです。

犬が嫌がる道は散歩しない

攻撃的な犬でも、内心では争いを避けたがっているようです。ですから犬が入りたがらない道にはできるだけ進まないようにします。

犬は人間よりも聴覚や嗅覚が優れています。人間には聞こえない音や匂いなどから、危険や嫌がる雰囲気を感じているのかもしれません。無理やり引っ張ってつれていくのではなく、犬の行きたがる道にうまく誘導するようにしましょう。

一般的な散歩の注意点

吠えグセのある犬の散歩全般で注意することです。

散歩の時間帯

犬は本来、夕暮れどきが活発な時間帯と言われています。犬が遠吠えするのも夕方が多いし、神経が一番興奮するのも夕方です。それでなくても夕方は散歩の犬が多くて他の犬に遭遇しやすい時間帯です。

以前、「白内障を防ぐためには夕方の散歩がいい」という記事を紹介しましたが、吠えグセのある犬については、気分も落ち着いてまわりの雰囲気も静かな早朝の散歩がいいでしょう。

参考【犬の白内障対策】飼い主の注意で白内障は防ぐことができる

玄関を出るときは勢いよく出ない

犬は散歩に行くとわかってから出発した直後が一番興奮します。嬉しいから当然ですよね。興奮してるから気分も高まって吠えやすくなります。

そのままの勢いで、出会ったものに対して次から次へと吠えてしまいます。そのようなときは少し時間を置くことです。また、玄関前をたまたま近所の犬が通りがかったときなどはとても興奮するので、いったん室内に犬を戻し、仕切り直しをしてから出掛けるのも方法のひとつです。

リーダーウォークを無理強いしない

リーダーウォークとは、犬が飼い主から付かず離れず寄り添って歩くことで、犬主導ではなく飼い主主導で歩く散歩方法です。

主従関係をハッキリさせて散歩をコントロールするためにもリーダーウォークが理想ですが、どんな犬にも当てはまることではありません。

我が家の犬にリーダーウォークをさせたところ、私の技術不足のせいか尻尾でお尻の穴を塞いで、恐る恐る歩いていました。逆に犬の思う通りにさせると尻尾はピンと伸びて、のんびり地面を嗅ぎながらリラックスした様子です。

うちの犬は人に言われると反抗するタイプなので、好きにさせた方がかえって心穏やかにいられるようです。素直にリードの指示にも従ってくれます。

子犬のころからのしつけや慣れもあると思いますが、性格的に合わない犬に無理強いさせると警戒心を強めて、無駄吠えする原因になってしまいます。

ちなみに、リーダーウォークは「犬の性格は把握しながら犬に合った教え方が必要」なので、素人が完全に犬に教え込むのはかなり難しい技術です。

周りの雰囲気を警戒する

家の外には闘争本能のスイッチを入れるポイントがいっぱいあります。犬だけでなく、見知らぬ人や、こっちに真っすぐ視線を向けてくる人にも吠えます。車輪のついたものなら何でも、手押し車でも吠えたてます。

相手に危害を加えさせないために、犬より早く対象物に気づくことが肝心です。飼い犬の動きを目で追いつつ、なるべく視野を広げて、食べてはいけない物が落ちていないかなどにも目を配ります。

他の犬から遠ざける

別の道に逃げられない場合は、できる限り遠くの端へ寄ります。我が家の犬は大暴れするので、こんなときはリードを短く持ち、犬を私の股の間に固定させておき、相手から見えないようにします。

あまりきつく抑えると犬がかわいそうですから、そこは適当に加減しています。そのまま相手が通り過ぎるのを息を殺して待った後は、さすがに私もどっと疲れが出てきます。

ウンチの回収中は要注意

飼い主がウンチを拾っているときは、犬や周囲から気がそれがちなので要注意です。

片手で作業していると、うっかりリードから手が放れやすい状態になります。もしウンチを回収している他の飼い主さんと犬を見かけたら、リードが緩んでいる可能性を疑い、念のため用心することです。

ドッグトレーナーによる散歩術

「散歩でマスターする犬のしつけ術」(田中雅織著)という本があります。犬の行動心理学を専門にするドッグトレーナーが書いた本で、その中でも参考になった内容をご紹介します。

散歩と運動は別もの

散歩と運動は別ものです。そもそも犬は散歩程度ではカロリーをほとんど消費しないので、運動にもダイエットにもなりません。

散歩は、運動ではなく縄張り確認のための探索行為です。犬本来の性質に沿ったものなので、行動を無理やり制限させないで、できるだけ自分が出せるような雰囲気作りが重要です。

散歩の途中に「遊び」と取り入れる

散歩の途中に、公園などで「遊び(運動)」を取り入れています。

公園に入ったらまず犬に10mくらいの長いリードをつけ、ボール投げなどの遊びを通して、「マテ」「伏せ」のようなルールを覚えさせます。

公園での遊びで犬のストレス解消(リフレッシュ)になるし、適度に体力も消耗するので、無駄吠えするパワーが収まります。

執筆:犬のお守人

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