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飼い犬に本気咬みをされた体験談と回避法

かわいい飼い犬に噛まれたらショックですよね。

私も飼い犬に噛まれた経験が何回もあって、あれこれ本を読んだり、ネットで調べたりしました。

噛み癖を治す方法はいろいろありますが、今回は私の体験談を踏まえ、いくつかの例をご紹介いたします。噛まれた原因を知り、再発を防ぐにはどうしたらいいのか。何か1つでも参考にして頂けたら幸いです。

犬に噛まれた体験談

私は、犬の散歩のしつけにドッグトレーナーを利用していたときがありました。

費用は全16回で8万円。自宅まで来てもらって、週1で行うマンツーマン指導です。その内容を大まかにご紹介します。

  1. おやつ入りのコングを使い、犬を誘導させる訓練
  2. 首輪をする訓練
  3. 口ぐつわをはめたり、取り外したりする訓練
  4. 服従訓練
  5. 犬に触れる
  6. 抱っこする
  7. ブラッシングをかける
  8. 散歩に出る

ドッグトレーナ訓練後

最終日には卒業証書まで頂いたのですが、効果のほどのはいまひとつ。良かった点はドッグトレーナーに首輪を付け替えてもらって、久々に散歩に行けるようになったことです。

ところがうちの犬には訓練がかなりストレスになったようで、翌日、下痢をしてしまいました。最初はレッスン中に使うおやつが原因かと思っていたのですが、そのおやつをやめてからも、訓練の翌日には下痢をします。

そのうちに鼻の頭の毛が、はげてしまいました。訓練をやめてから、毛は元通りに生え揃いましたが、ストレスになっていたことを、もっと早く気づいてあげれば良かったと深く反省しています。

噛み癖は飼い主の性格も影響する

困ったことに、噛まれたことへの恐怖を私が克服できず、いまだ自分で首輪をつけてやることができません。ビビっていると犬にも心が伝わってしまいますので、レッスンの成果が出るかどうかは、飼い主の資質が大きく影響するんですね。

犬が本気噛みするのには原因がある

訓練を終えてからも、忘れた頃に犬に噛まれました。でもそれでふと気づいたことがあったんです。

噛まれたのは、夏休みと冬休みのバイトの時期のみ。そう言えばちょうどその頃、廊下をうるさく走り回ったりして、犬の様子がやけに荒々しかったのを思い出しました。きっと留守番が嫌だったのでしょう。

そこで私の方が在宅ワークに切り替えたところ、以前はときどき犬がボーッとして元気が無かったり、壁の隅ですねていたりすることがあったのが、すっかり治まりました。私がいることで心が安定したようです。それ以来、一度も噛まれていません。

飼い犬の噛み癖を治すための対策

噛まれたときの記録をつける

噛まれたときの記録をつけることは、次の対策のために有効です。記録をつけておけば、噛む行為につながる原因の特定ができるからです。

ポイントは

  • 何をしていて噛まれたか
  • 噛む直前のサイン
  • 犬の精神状態
  • ケガの度合い

です。まずは私が噛まれたときの状況をいくつか挙げてみましょう。

何をしていて噛まれたか 噛む直前のサイン 犬の精神状態 ケガの度合い
ケース1 お腹をなでて慰めてやっていたとき 兆候は無く、とつぜん狂ったように牙をむいた グズグズして動かず、すねているように見えた 指を出血し、病院で治療した
ケース2 洋服一体型のかわいいハーネスを試着させようとしたとき 何度も唸って警告はしていた 犬は嫌なことをされて、我慢をしていた 指が深く切れ、傷が治ったあとも痛みが2年程度続いた
ケース3 「食べ物がここにあるよ」と犬に教えようとして、指を差したとき 兆候は無く、とつぜん癇しゃくを起こした 犬のストレスが溜まっていることに、飼い主が気づかなかった 手のひらの皮が深めにむけた
ケース4 昼寝をしていて、私の足が犬にぶつかった ハプニングに犬が驚いた スヤスヤと眠っていた 足の甲に食らいついて放そうとせず、歯型がついた

何度も同じ病院の世話になり、カルテを見た先生から「前回も手を噛まれたんですね」と言われるほど噛まれてますね・・・

記録を取って振り返ることで、噛まれる状況がなんとなく見えてきます。うちの場合は「犬がもとからイライラしていたり落ち着かない」ときか「犬がビックリしたとき」に噛むことがわかりました。

対策としては、イライラしているときに構わないのではなく「イライラする状況(噛まれる状況)を作らない」ということが大切です。

噛まれる状況を作らない

犬は怒られても多くの場合、理由がはっきりとわかっていません。

人間の方が、犬の気持ちと原因を探ってやる必要があります。1つずつ原因を取り除いていくことが、事故の回避につながるからです。次に私が実践した対策をご紹介しましょう。

犬のストレス度合いを観察する

犬は不満を抱えていても、黙っているのでなかなかわかりません。一見して普段通りに見えても、散歩に行ってない、留守番をさせたなどの理由から、実はストレスを抱えてしまっている可能性があります。

そんなときは意識的に犬のストレス解消に取り組んでみてください。留守が続いたと思ったら、しばらく一緒にいてやることで、犬の心がだんだんと落ち着いてきます。また運動不足のときは、噛むおもちゃやコングなど、気分転換をはかれるアイテムも役立つでしょう。

愛犬との領域を設ける

愛犬がボールを差し出してくれるときは受け取りますが、勝手に取りあげることはしません。それで犬が調子に乗って、わがままになるという事は、我が家の犬の場合は無いようです。むしろ私の事を尊重してくれているようにも見えます。

たまに私が睡魔に襲われて昼寝をするときなどは、犬に緊急の避難場所を作ってやります。日向ぼっこのできる所に低反発クッションを置いてやると、犬は私の寝相の悪さを知っていますから、ベッドから追い払わずとも自らそこへ移動してくれるのです。

犬を叱らず、誘導する

うちの犬は心が折れやすい性格なので、りつけると心を閉じてしまうことがあります。逆にこちらの態度にあおられ、ますます攻撃的になるかのどちらかです。対策法としては、もし犬が鍋つかみなどを口にくわえてこちらの気を引こうとしたら、相手にしないか、部屋を移動するなどして別の事へ気をそらすようにしてやります。

恐らく犬は私に相手をしてもらいたいばかりにそのような行動に出ているのでしょう。ですからその気持ちを察してやることが、解決にもつながります。鍋つかみは使ったらテーブルの上に置きっぱなしにしないよう改善しました。こうして地道に1つずつ、トラブルの種を取り除いていきます。

不用意に犬に触らない

特に犬が不機嫌なときや、ナーバスなときには体に触れません。逆に犬が私のひざの上で眠りたがったら、好きにさせています。と言うのも何となく不安なとき、犬が私のそばにいたがっているように見えるからです。

噛み癖のある犬の対策のまとめ

今回はうちの犬の体験談を中心にご紹介しました。

これで必ず治るわけではないし、うちの犬だけの対策かもしれませんが、犬がなぜ噛むのか?理由を知って、その理由を無くす(解消する)ように努めてください。

根気よく付き合えば、犬の噛み癖も治まってくるはずですよ。

執筆:犬のお守人

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