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散歩のときは必ずリードを使う!交通事故は人災です

犬の交通事故はもっとも悲しく、そして後味の悪い事故のひとつです。なぜなら交通事故のほとんどは飼い主の落ち度が原因だからです。

ガンなどの病気になって死ぬ。年をとって寿命で死ぬことも悲しいですが、生き物として天命を全うする自然なことです。ですが、交通事故は人災です。飼い主が気をつけていれば起きないトラブルです。

どんなに賢い犬・しつけの行き届いている犬でも動物です。犬は2歳前後の人間と同じくらいの知能と言われています。2歳前後なら、人間の子どもでも不意に飛び出したり、何かを追いかけてフラフラ~っとすることはあるでしょう。

犬を散歩するときは「犬は思いもよらない行動をする」ということを肝に命じて散歩してください。

散歩のリードの使い方

リード無し(ノーリード)はもってのほか!

たまに、犬を散歩するときにノーリード(ひもをつけないで散歩させる)人がいます。広いドッグラン施設ならともかく、外を歩かせるときに犬にひもをつけないで散歩させるのはありえない行為です。ハッキリ言って飼い主失格です。

  • うちはしつけているから大丈夫
  • 今まで飛び出したり離れたりしたことは一度もない

ノーリードの人がよく言う言葉ですが、それはたまたまです。今まで大丈夫だからといって、明日飛び出さない保証なんてないんです。

2歳になる子どもなら、いきなりダッシュしても追いつけるかもしれません。ですが、犬が不意にダッシュしたら人間は絶対に追いつけません。犬なみに足の速い2才児を、10mも先に歩かせたりしますか?

犬は何かのはずみでいきなりダッシュします。自分でも我を忘れて制御できずダッシュするときもあります。

  • 何か気になるものが車線の反対側にいた
  • 大きな音がしてビックリした

こんなときに交通事故は起こるんです。

リードの長さはできるだけ短くする

最近は、長さが調節できるリードを散歩ひもとして使う人も増えています。人・自転車・車がくると短くして、それ以外は長く伸ばして歩いている人を目にします。

リードを長くしたまま散歩させる行為も危険です。

長さが調節できるリール式のリードは、本来公園など長く離せる場所で使うものです。普段の道でリードを目一杯伸ばした犬が、突然横に動いたらどうなるでしょうか?

例えば、自分より5m先を歩かせると、それほど離れた感じはしません。安全圏だと思ってしまいますが、それは勘違いです。その状態で犬がいきなり横に動くと、一気に車道に出てしまいます。そして事故は往々にしてそういう場合に起こります。

犬が突然横に動く動きは、人間では絶対に制止できません。そのため、散歩はできるだけ飼い主の横をピッタリ歩くようにしつけて、散歩ひもは犬が横にいる状態でややゆとりがあるくらいの長さにするべきです。

  • 散歩ひも無し(ノーリード)は絶対ダメ
  • リール式のリードは伸ばさない
  • 飼い主の横を歩くようにしつける
  • リードは横を歩くときに少しゆとりがあるくらいの長さ
  • 犬は常に飛び出すもの。油断しない

交通事故にあった場合の対処

散歩中に不幸にして交通事故にあってしまった場合、相手が車の場合は正直助かる見込みはほとんどありません。もちろん車のスピードにもよるし、犬の大きさ、当たりどころもありますが、ある程度スピードが出ている車にはねられた・巻き込まれた場合は、致命傷となります。

ですので、何より事故に合わせないことが一番の対処法です。

ただし交通事故にあった場合でも、犬がどんな状態であっても、望みをもって一刻も早く動物病院(獣医)に行ってください。

注意しなければならないのは以下のようなときです。

損傷が激しい

見た目の損傷が激しくても、重要な臓器が平気な場合があります。

その場合、危険なのは出血です。臓器が大丈夫でも出血が激しくて血液が不足すると手遅れです。出血箇所をタオルなどで少し強めに抑えてつけて、すぐに動物病院(獣医)に駆け込んでください。

見た目があまりひどくない

交通事故にあった直後、見た目もひどくなく犬もケロッとしてる場合あります。そのまま様子を見ようなんて飼い主はそうそういませんが、家に帰って準備して馴染みの獣医へなんて考える人はいるでしょう。

ですが、見た目がひどくなくても犬がケロッとしていても、すぐに動物病院(獣医)に行ってください。一刻を争う可能性があります。特に危険なのは「内出血している場合」です。外にはわからなくても内出血していると、徐々に衰弱して意識を失って死んでしまいます。

「交通事故にあったら、とにかく早く動物病院に行く!」が鉄則です。

最寄りの動物病院を確認しておく

自分がよく行くかかりつけの動物病院があると思いますが、一刻を争うときは病院を選んでいる暇はありません。ですので、いつもの散歩コースから一番近い動物病院は常に把握しておきましょう。

万が一のときは調べてる暇はないし、冷静に調べることもできません。

普段の散歩コースはもちろん、犬と一緒に旅にでるときは、旅先(泊まっているところ)に近い動物病院くらいは把握しておきましょう。滅多にあることではありませんが、犬の安全と命を守るのは飼い主の務めです。

何度も言いますが、交通事故は飼い主の不注意・怠慢です。

リードをつければいいというものではありません。交通量の多い道は抱っこして歩く、抱っこができなければ、そもそも交通量の多い道は歩かないなど、できる限りのことを尽くしてワンちゃんを守ってあげてください。

交通事故は、犬も飼い主も弾いた運転手もすべてを不幸にします。それを防ぐことができるのは犬の飼い主だけです。

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