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ドッグフードのグレインフリーとは?犬にとってどんな効果があるの?

ドッグフードについて調べていると必ずと言っていいほどでてくる「グレインフリー」というキーワード。

ちょっとでも調べた方なら知っているかもしれませんが、英語で「grain(グレイン)」とは穀物・穀類のこと。穀物・穀類が「free(フリー)=入っていない」という意味で、直訳すると穀物・穀類不使用のドッグフードということになります。

ただし、グレインフリーの定義自体決まったものはなく、市場に出回っている「グレインフリー」もドッグフードによって内容はまちまちです。

そこで今回は、本当の意味でのグレインフリーとは何か?ということと、なぜグレインフリーがいいのか?どんな効果があるのか?について詳しくご紹介しようと思います。

グレインフリーとは

グレインフリーとは、小麦やとうもろこしといった穀物・穀類を使わないという意味ですが、単に「穀物・穀類全般を使わない」という意味ではありません。

穀物全般が悪いわけではない

よく、犬の健康にとって穀物・穀類全般が悪いような書き方をしているサイトがありますが、穀物全般が悪いわけではありません。

穀物・穀類から摂取できる主な栄養素は炭水化物です。人間と同じように体を動かすためのエネルギー源となる栄養素で、犬が健康で活発に活動するためには欠かせない栄養素です。
参考犬の健康に必要な六大栄養素

犬が人間のペットとなり寿命が大幅に伸びたのも、穀物(炭水化物)や脂肪をバランス良く摂取するようになったおかげです。犬は元々肉食だからといって肉類しか与えなければ間違いなく早死にするでしょう。

上質な穀物(炭水化物)は犬の健康には必要です。まずは炭水化物はいらないといった誤解をしっかり解いておきましょう。

小麦・とうもろこしは避けた方がいい

上質な穀物は犬の健康には必要ですが、一方で犬の健康のためには使わない方がいい穀物があります。それが「小麦」と「とうもろころし」です。

穀物に含まれるのは炭水化物と繊維質です。炭水化物は体を動かすエネルギーとなり、繊維質は腸内環境を活発化させて便の調子を整える効果があります。

ですが、穀物の摂りすぎは犬の体に良くありません。

私たち人間の唾液には「アミラーゼ」という酵素が含まれていて、穀物をはじめとする炭水化物を唾液である程度分解します。そのため胃腸への負担はそれほどありません。

犬は、人間にあるアミラーゼが唾液に含まれていません。そのため全く分解されない状態で胃腸に入り、体の中で分解します。

小麦やとうもろこしは原材料が安価なため、しばしばドッグフードのかさ増しとして使われます。つまり小麦やとうもろこしをドッグフード使うと、犬には炭水化物の量が多過ぎるわけです。加えて小麦やとうもろこしは穀物の中でも消化が悪いので、犬の胃腸に余計に負担をかけてしまいます。

これが、小麦やとうもろこしを避けた方がいい本当の理由です。

グレインフリーとグルテンフリーは違う

しばしば「グレインフリー」と「グルテンフリー」が同じ意味であるように使われますが、グルテンフリーとグルテンフリーは正確には違います。

グレインフリーは穀物を使用しないことです。その大きな目的としては、炭水化物摂りすぎによる肥満防止や、食物繊維摂りすぎによる消化不良・下痢などを防ぐためです。

グルテンフリーは穀物に含まれる「グルテン」を使用しないことです。グルテンをアレルゲンとする(グルテンによってアレルギー反応が出てしまう)人や犬がいます。「疲れやすい、お腹の調子が悪い、集中力が続かない」など、わかりにくいアレルギー反応がグルテンによって引き起こされるため、グルテンを使用しないことでアレルギーを防止する目的がグルテンフリーです。

グルテンフリーという言葉を有名にしたプロテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチも、ダイエット目的ではなく、グルテンによるアレルギー症状を抑えるために、小麦で作られたパンなどを控えるグルテンフリーを導入しました。

大きく言えばどちらも「穀物を食べないこと」なのですが、何のために不使用とするか?正確にはその目的が違うので注意しましょう。

  • グレインフリー:肥満防止、消化不良防止
  • グルテンフリー:グルテンによるアレルギーを防止

どちらも「穀物不使用」ですが、出発点と目的が違います!

グレインフリードッグフードの効果

肥満防止

犬にも炭水化物が必要と言いましたが、人間ほど必要なわけではありません。犬に適正な三大栄養素の割合は「タンパク質:炭水化物:脂肪=3:1:1」です。

ですが、ペットショップなどで販売されているドッグフードはほどんどが小麦やとうもろこしといった炭水化物中心で作られています。安価で大量に作れるからです。

人間もそうですが炭水化物の取り過ぎは肥満につながります。小麦やとうもろこしといった穀物が主体となっているドッグフードは、常に肥満の危険があるというわけです。

グレインフリー(小麦・とうもろこし不使用)にすることで、余計な炭水化物を摂取することがないので肥満防止になります。また、グレインフリーにしているようなドッグフード(プレミアムフード)は全体的な栄養バランスも考えられていて、炭水化物だけでなく全ての栄養素のバランスが適正です。

アレルギー対策

グルテンフリーのところでも言いましたが、犬によっては穀物に含まれるグルテンにアレルギー反応を示す犬がいます。

グルテンによるアレルギー反応は

  • アレルギー性皮膚炎
  • 涙やけ
  • 下痢、軟便
  • 抜け毛

などです。

これらの症状がでる犬は、グレインフリーのプレミアムフードに変えることで症状が治まることがよくあります。グレインフリーのドッグフードはアレルギー対策にもなります。

胸焼け・吐き気防止

食べた後にケフケフしたり食べたものを吐いてしまう犬がいます。犬にはよく見られる症状で一概に異常とは言えませんが、毎回吐いたり胸焼けしているような状態はあまりよくありません。

毎回ではなくても、季節の変わり目や運動をした日のごはんで吐いたりすることがありませんか?それは体が疲れて胃腸が弱っているところに、小麦やとうもろこしなどの穀物が負担になっているからかもしれません。

胸焼けや吐き気は、小麦やとうもろこしなどの穀物の消化がよくないため起こります。これもまたグレインフリーのプレミアムフードにすることで症状が治まることがよくあります。

グレインフリードッグフードのまとめ

以上のように、犬の健康を考えた場合には、小麦やとうもろこしを使用しないグレインフリーのドッグフードが最適です。

具体的な症状が出ていない犬でも、ちょっとずつ見えないところで胃や腸の負担になっています。ドッグフードは毎日食べ続けるものだから、犬が長生きして老犬になったときのことを考えても、若いうちからグレインフリーのドッグフードを食べさせてあげた方がいいでしょう。

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