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【犬の食事の基本】長生きさせるドッグフードの食べさせ方

人間と同じで、犬は自らエネルギーを作り出すことができません。体を動かすためにも健康で長生きするためにも、普段食べている食事「ドッグフード」が重要になります。

犬は人間ほどグルメではありません。食べ物の味を感じる味覚は鈍感で、ニオイで「美味しい」か「まずい」かを判断するだけです。そのため、基本的には栄養バランスの整ったドッグフードを与えるだけで健康的には問題ありません。
参考【犬の味覚】犬はどこで味(美味しさ)を感じているのか?

それでも、犬の食事に関して気をつけなければならないこともあります。

犬を長生きさせるための食事の基本

栄養バランスを考える

ドッグフードも高いから品質が良い、安いから品質が悪いとは一概に言えませんが、それでもある程度値段のする「プレミアムフード」が良いことに間違いはありません。

犬の健康に必要な六大栄養素がバランス良く配合されているし、その原材料も質の良いこだわりのものが使用されています。だから値段も高いのですが、犬の健康を考えた時には最適な選択です。

また、飼い主自身が、食べさせているドッグフードにどのような栄養素が含まれているかも知っておかなければなりません。
参考犬の健康に必要な六大栄養素

好きなものばかりはダメ

犬がドッグフードを食べないからという理由で、犬用のおやつばかりを与えたり人間の食べ物を与える人がいますが、それらは犬を病気がちにしたり犬の寿命を縮めます。

例えば、成長期の子どもがハンバーグが好きだからといって、毎日ハンバーグを食べさせる親はいないでしょう?栄養が偏り過ぎてしまいますからね。それと一緒です。

栄養バランスが偏った食事、特に味の付いているおやつや人間食は、犬にとっては塩分過剰です。ゆくゆくは腎不全、肝硬変、心不全といった重い病気になってしまいます。

年齢(ライフステージ)に合った食事を与える

年齢(ライフステージ)に合った食事を与えることも健康には重要です。よく分けられるライフステージは以下の3段階です。

  • 成長期
  • 維持期
  • 老齢期

成長期

体づくり、体の成長にカロリーを必要とする時期です。タンパク質を中心に、高カロリーな食事が必要となります。

ドッグフードでは成長期用のフードを選べば間違いありません。全年齢向けのドッグフードの場合はドッグフードの量で調節します。

維持期

体の成長が止まり健康維持のための食事が必要となります。この時期の食事が犬を健康で長生きさせる(病気をさせない)ために最も重要です。

タンパク質を中心に、炭水化物・脂肪など六大栄養素をバランス良く配合した食事が好ましいです。プレミアムフードの中では少しお高めですが、モグワンドッグフードカナガンドッグフードが一番バランスがよく最適でしょう。

老齢期

老齢期は体の代謝(エネルギー消費)が悪くなり、体を活発に動かすシーンも少なくなるので、それほどカロリーを必要としない時期です。

ただし、それほどフードにこだわる必要もありません。犬が食欲旺盛で胸焼け等もしなければ維持期に食べさせていたフードでも大丈夫です。太るようなら量を調節します。もし量をもっと欲しがるようなら、老齢期用のドッグフードに変えましょう。

体重に合った食事量にする

よく「犬が欲しがるから」「犬が満足しないから」という理由でドッグフードを適量よりも多く与える人がいますが、それはNGです。

犬のドッグフードの量は体重で決まります。

例えば、5kgの犬と10kgの犬では、人間でいえば50kgと100kgの違いです。当然食事量も異なります。また、その量の調節はグラム単位です。人間が「ちょっとおまけ」とした与えた量も犬にとっては結構な量です。それが肥満につながります。

必ずドッグフードに書いてある体重別の適量を与えるようにしてください。

決まった時間・決まった回数与える

不定期な食事は健康に悪いばかりか犬のストレスにもなります。

忙しいからといって1日に1回しかあげなかったり、毎日違う時間に食事を与えていると犬にもストレスになってしまいます。

また、犬が食べないからといってフードをずーっと出しっぱなしにするのもよくありません。犬はお腹が空けば大体何でも食べます。1回の食事で食べなければすぐに片付けて、次の時間帯に改めて新しいフードを与えてください。

犬の食事の回数は成犬なら1日2回~3回、老犬なら1日3回~5回など少量を回数を分けて与えます。基本的には朝晩2回でよいでしょう。

  • 1日2回、老犬なら1日3回~5回に分ける
  • 食べなければすぐに片付ける
  • 衛生面からも前回の残りを与えない

人間の食べ物を与えない

当サイトで何度も言っていることですが、人間用に調理した食事は絶対にあげてはいけません。

人間の食べ物は味が濃い=塩分が多いものばかりで、与え続ければ必ず体に支障をきたします。たまに人間の残飯でも長生きした犬の話を聞きますが、それはその犬がたまたま強かっただけです。確率的にいえば病気になる確率は格段に高くなります。

また「少しくらいなら」「たまにならいいでしょう」と思う人もいます。確かに健康的には問題ないかもしれませんが、犬は食べ物の記憶は敏感で賢いです。人間の食べ物を与えるようになると、人間が食べている時にほしいとせがむようになります。吠えるようになる犬もいるでしょう。

人も食べている時にうるさく吠えられればストレスになるし、我慢している犬もストレスになります。吠えるのをやめされるために人間の食事を与えるとどんどん悪循環に陥ります。

重要なのは、絶対に一度でも人間の食べ物の味を覚えさせないことです。

食事の基本のまとめ

今回の内容は、少し厳しいと感じる人もいるかもしれません。確かに細かい話をすればそこまでシビアにしなくても健康で長生きする犬もいます。

ですが何回も言いますが、それは確率の問題でたまたま健康で長生きしただけです。科学的にも犬の健康に良い食事はある程度証明されています。

犬は自分の食事を選ぶことができません。そして食事の良い悪いはすぐに結果がでるものではありません。時間をかけて体重や健康として現れます。

私たち犬を飼う人間にできることは、どんな食事が犬にとって良いことなのかを知り、犬のストレスにならないようにルールを決めて、そのルールを守って与えることです。

愛犬と1日でも長く健康で過ごすためには、食事は大切ですよ。

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