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皮膚炎や涙やけドッグフードのアレルギーを見極める方法と対策


人間に食品アレルギーがあるように、犬にも食材のアレルギー「食餌性アレルギー」が存在します。

アレルギーは、その原因が食事なのか生活環境(ダニ・ホコリ・花粉・ハウスダスト)なのか見極めが難しく、特定が困難なこともあります。人間とは違い、犬のアレルギーは血液検査などでも判断しにくく、ひとつひとつ原因となる可能性をつぶしていくしか方法はありません。

そこでまずは、犬のアレルギーとして一番出やすい食餌性アレルギーに絞り、普段食べているドッグフード(食材)を疑うことから始めます。

今回は、食餌性アレルギーで発生する主な症状と、アレルギーの見極め方・対策について詳しくご紹介したいと思います。

アレルギーの症状

ドッグフード(食材)による主なアレルギー症状は以下のとおりです。

  • 皮膚炎(かゆみ)
  • 涙やけ
  • 抜け毛
  • 耳のふちなどの変色(黒くなる)

この中でもっとも多いのが「アレルギー皮膚炎(かゆみ)」です。

普段からキレイに洗っていて、ノミやダニの可能性はないのにいつも痒がっている。目の周り・口の周り・耳の周りが赤く炎症を起こしているといった場合は、食餌性アレルギーの可能性が高いです。

食餌性アレルギーは、抗アレルギー治療薬が効きにくいアレルギーで、普段食べている食事(ドッグフード)を工夫するしかありません。

アレルギーの見極め方

食餌性アレルギーの原因は、その名の通り「食事」です。

まずは普段暮らしている生活環境を改めます。犬を常に清潔にすることはもちろん、見極め期間は外への散歩も禁止です。寝ている寝床・ケージ・タオル・毛布などもキレイに洗い、できれば犬が暮らしている部屋に空気清浄機を使います。

それでもアレルギー症状が治まらない場合は、高確率で食餌性アレルギーです。

アレルギーの対策

食餌性アレルギーの対策も基本的には「疑わしい食材を排除すること」です。

まずは、ドッグフード(主食)以外に与えてるものを排除します。おやつや牛乳などです。飲み物は水道水(もしくは軟水のミネラルウォーター)だけです。

その状態で2,3ヶ月過ごしてアレルギー症状が治まればおやつや牛乳が原因です。その後、おやつや牛乳を与えなければアレルギー症状は起こりません。2,3ヶ月経ってもアレルギー症状が治まらない場合は、普段食べているドッグフードが原因ということになります。

材料を限定した「アレルギー対策フード」

最も効果があるのが「アレルギー対策用のドッグフード」を食べさせることです。

アレルギー対策用といっても、何か特別なものが入っているわけではありません。

  • アレルギーが出にくいと言われている食材を
  • 数を限定して使用しているドッグフード

というだけです。

普通のドッグフードはいろいろな原材料から作られています。なるべく多くの食材から栄養バランスを考えて配合した方が犬の健康にはいいからです。

ですが、扱う食材が多いということは、同時にアレルゲンに当たる確率も高くなります。特に出やすいのが、小麦やとうもろこしなどの穀物です。

そこでまずは以下の手順でドッグフードを変えてみます

  1. 小麦・とうもろこしを使用しているドッグフードか確認する
  2. 使用していれば、グレインフリーのプレミアムフードに変える
  3. グレインフリーのフードでもダメならアレルギー対策フードに変える

アレルギー対策用のドッグフードは、普通のドッグフードでは使われていない食材を限定して使っています。そのため栄養バランスが崩れがちですが、私が成分を見た中で一番栄養バランスが整っているのが「アランズドッグフード」です。

アレルギーが出にくいと言われている食材を限定して、8種類の材料だけで作られた低アレルギーフードです。少しお高めですが、犬がアレルギーで苦しんだり動物病院にお世話になり続けるよりは全然マシです。

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加水分解食(加水分解ドッグフード)を使う

アレルギーは、体内に入ってきた成分の分子を、体の免疫が「敵の侵入である」と認識(実際には体に害は無いので誤認識)して攻撃することで、かゆみや炎症となって症状が発生します。

アレルギーの原因となる分子が小さいと、体の免疫が敵と認識することができず、アレルギー反応が出ないことが研究でわかっています。

そこで、ドッグフードのタンパク質を製造過程で分解して、細切れのアミノ酸にしてドッグフードに配合するという技術が確率されました。それが「加水分解食(加水分解ドッグフード)」です。

加水分解とは、水で結合しているアミノ酸群(タンパク質)の「水」を切断して、細かいアミノ酸単体にする技術です。これによりアレルギー反応に一定の効果があると言われています。

ただし、この技術には反論があり、それでも治らないことがあったり、アレルギー反応が余計にひどくなったケースも報告されています。

いずれにせよ、アレルギー対策フード(低アレルギーフード)の効果が出なかったときの手段であり、通常は獣医と相談して導入を決めるべき段階です。

手作りドッグフード

最後の手段は「手作りドッグフード」です。

どんなに成分にこだわった質の高いプレミアムフードでも、完全無添加なプレミアムフードでも、栄養のバランスを調整するためにビタミンやミネラルが配合されています。

プレミアムフードに使われているビタミンやミネラルは犬の体には害がないもの(むしろフードを安定させて害を省くもの)です。ですが、そのビタミンやミネラルにアレルゲンが無いとも言い切れません。

ドッグフードを手作りすることで、自分で食材を選んで完全無添加のドッグフードを作ることができます。

ですが、何度も言いますがこれは最終手段です。なぜなら、市販のドッグフード以上に粗悪な食事になる可能性が高いからです。

手作りドッグフードで難しいのが

  • 原材料の質の担保
  • 栄養の配合バランス
  • 毎日作り続けること

です。

完璧なものを作ろうとしたら、飼い主自身が管理栄養士の資格を取るくらい食事や食材に詳しくならなけばならないし、都度獣医と相談して毎日作り続ける根気も必要です。

安易に「無添加がいいだろう」という理由で手作りドッグフードにしてしまうと、栄養のバランスを損ない、結果として犬の健康をさらに害する結果となってしまいます。それほどドッグフード作りは難しいという認識を持ってください。

食餌性アレルギー対策の注意点

食餌性アレルギー対策の基本はドッグフードを変えることです。ですが、そこには守って欲しい注意点があります。

  • ドッグフードを変えたら2,3ヶ月は続ける
  • 途中でおやつや人間の食べ物を与えない

アレルギーは、やめたからすぐに治まるものではありません。体が正常に戻るまで2,3ヶ月はかかります。食べてすぐに変化がないからといって次々にドッグフードを変えていては、どこかで最適なドッグフードがあったとしても見落としてしまいます。

また、途中でおやつや人間の食べ物も与えてはいけません。1回くらいなら大丈夫だろうと思うかもしれませんが、その1回でまたゼロからのスタート「ふりだし」に戻ってしまいます。食材による食餌性アレルギーは、それほど敏感でデリケートな症状です。

ただ、食餌性アレルギーは犬に合うドッグフードが見つかれば今までの症状がウソのように改善します。事実、うちのワンちゃん(チワワ)は、ドッグフードを変えることで涙やけ・耳の周りが赤黒くなるといった症状が治まりました。

ぜひ、気長にワンちゃんと一緒に克服してください。

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