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犬のダイエット!肥満犬を確実に痩せさせる方法

犬や人間など、もともと野生動物として生きてきた動物は「食べるときにできるだけ食べる」という生活を送ってきました。そうじゃないと、次にいつ獲物や食糧を確保できるかわからなかったからです。

今現代では、犬も人間も好きなときに好きな食べ物が食べられます。特に日本に住んでいる限りは、普通に生活していれば、食べ物が無くて餓死するなんてこともありません。

特に、ペットとして飼われている犬は、食べ物に困ることはありません。犬が欲しがる素振りを見せれば、飼い主は嬉しそうにドッグフードやオヤツを与えます。

  • 本能的に際限なく食べる犬
  • 欲しがると与える飼い主

この2つが重なる行き着く先は、犬の肥満です。

犬の肥満は100%飼い主の責任

犬は自分で食べる量を考えることができません。食に関しては本能のまま生きているので、自分で調節することができません。

犬が調節できない以上、飼い主である私たちが調節するしかありません。言い換えれば、犬の肥満は100%飼い主の怠慢であり責任です。

肥満が原因の疾患

肥満が原因の疾患はさまざまです。

  • 重い体重の負担による関節炎・椎間板ヘルニア
  • 肝臓の脂肪蓄積・機能低下
  • 血液がドロドロになり心臓への負担が大きくなる
  • 気管の周りに脂肪がつき「気管虚脱」という呼吸困難になる
  • 免疫力の低下による、皮膚炎・発熱・血液の病気

必ず上記のような疾患になるわけでありませんが、肥満で苦しむのは犬です。かなり厳しい言い方をすれば、肥満による疾患は一種の動物虐待とも言えます。

肥満は飼い主の手によって防止できることです。

肥満にならないための工夫・太ってきたら正しいダイエットを導入しましょう。

間違った犬のダイエット

運動はダイエットにならない

散歩やドッグパークで走らせるとダイエットになると思っている飼い主は多いですが、散歩では犬のダイエットにはなりません。

人間も一緒で、ちょっとした散歩ではほとんどカロリーは消費されません。特に犬は、もともと走り回る体の構造・体つきのため、散歩したり走ったりしたくらいではエネルギーを消費しないんです。

太った状態で無理に運動させると、逆に骨・関節・心肺機能に負担をかけてしまいます。

では、犬はどうやってダイエットするのか?

それは、食べ物「普段食べているドッグフード」で調節するしかありません。

ダイエットドッグフードはおすすめしません

ドッグフードでダイエットというと、カロリー調整された「ダイエットドッグフード」の導入を考える人がいるかもしれませんが、ダイエットドッグフードはあまりおすすめしません。

たしかにダイエットドッグフードを与え続ければ、だんだんと肥満は解消されて痩せていきます。ダイエット効果は間違いありません。普段の量を食べても痩せていきます。

ですが、普段の量を食べて痩せるということは、ドッグフード自体のカロリー(栄養素)が調整されているということです。

太る原因となる主な栄養素は、炭水化物や脂肪です。炭水化物や脂肪のもとになる「穀物・豆類・脂質」が抑えられているのがダイエットドッグフードで、栄養バランス的には炭水化物・脂質が足りない状態です。

「ダイエットなんだから多少バランスが悪いのは仕方ない」という意見もありますが、少々強引な考え方です。できれば、栄養バランスを崩すことなく痩せられるのが理想です。

正しい犬のダイエット

オヤツを与えない、中身を変える

まず、オヤツや人間の食べ物を与えてるとしたらそれはやめてください。それは絶対です。

ただ、犬にもオヤツや人間の食べ物を与える習慣ができていて、どうしてもやめられないというのであれば、カロリーがほとんどないキャベツや大根などの野菜、お味噌汁などに入れる「麩(ふ)」の乾燥したやつ等を与えてください。犬は普段食べているドッグフード以外の食べ物が食べられるだけで満足します。

ドッグフードの量を減らす

犬のダイエットの基本は、ドッグフードの量を減らすことです。

ダイエットドッグフードに変えるのではなく、いつも食べているドッグフードの量を調節してダイエットします。この方法なら、栄養バランスを損なうことなくカロリーを抑えることができます。

ただし、犬は人間と違って、ちょっとの量の調節でも影響が大きくなります。徐々に徐々に量を減らしていって、目標体重に近づけるようにしましょう。

ドッグフードの量を調節するときは、必ず計量してグラム単位で調節してください。

野菜や寒天でかさ増しする

ドッグフードの量を減らすと、犬は早くにお腹を空かせます。ごはんの量が減ればその分すぐにお腹も空きますよね。それは犬も人間も同じです。

ドッグフードの量を減らして、犬がすぐにお腹を空かせたりイライラするような仕草を見せたら、ドッグフードを他の食材でかさ増しするといいでしょう。

かさ増しする食材は、カロリーのほとんどない野菜や寒天を使います。

キャベツ、レタス、大根のみじん切り

キャベツ、レタス、大根はカロリーがなくてかさ増しするので、ダイエット中の量を補う目的には最適です。

ですが、サイズがあまり大きすぎると消化が悪くなるので、必ずみじん切りにしてドッグフードに混ぜて与えてください。

寒天、糸コンニャク

寒天や糸コンニャクを数ミリ単位で切ったものをドッグフードに混ぜて与えます。

あまり与えすぎると、胃の中で膨らみすぎるので、これも少ない量から少しずつ増やしていきましょう。犬が満足するようならそこで増やす量はストップしてください。

犬のダイエットのまとめ

  • ダイエットドッグフードは使わなくてもよい
  • 普段のドッグフードの量を減らす
  • オヤツは野菜や麸(ふ)に変える
  • ドッグフードの量が少ないときは野菜や寒天などでかさ増しする

上記のことをやるだけで、犬は確実に、そして健康的にダイエットすることができます。

犬の肥満は内臓疾患などの健康リスクを高くします。愛犬にいつまでも健康で長生きして欲しければ、ぜひ飼い主自身の行動を見直して、犬のダイエットを成功させましょう。

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