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アメリカでの獣医の探し方と平均的な費用


うちの愛犬「モモ」はもうすぐ8才になりますが、幸運なことに、今まで健康診断や予防接種以外では獣医にかかったことはありません。ですが、最近、歯に歯垢がたまってきて、口臭が強くなってきたり、ドッグパークで走り回った後に、目が充血することがあるので、そろそろ将来の病気や怪我に備えて獣医を調べておく必要があります。

アメリカでは私たちの医療費同様に、犬の医療費もとても高額になります。そのため、ペット保険に入る飼い主が最近増えているのですが、どのように獣医をさがして、費用はどれぐらいかかるのかを調べてみたので参考にしてみてください。

アメリカでの獣医の探し方

まずは良い獣医を探すところからはじめましょう。

知り合いの口コミが一番なので、ドッグパークなどで積極的に聞くことが1番簡単に見つける方法です。ドッグパークに来る飼い主はその地域に住んでいることがほとんどなので、近所の獣医を見つけることができます。

また保健所やドッグトレーナー、ペットシッターのサイトでも地域のおすすめの獣医を紹介しています。ペット用の口コミサイトもあるので、一番最後の参考のところでまとめてご紹介します。

良い獣医師のポイント

保健所が推奨する獣医選びのポイントをいくつかピックアップしてみました。

  • アメリカ動物協会(AAHA:the American Animal Hospital Association)認可
  • 病院の清潔さ
  • 獣医師の質、人数
  • 緊急診療の有無
  • 診療費

アメリカ動物協会認可

獣医を開設する上で、アメリカ動物協会の認可は必須ではありません。しかし、認可を受けているということはその地域が定めている病院施設・医療設備・医療の質の3つの基準を満たしているという証明になります。

大きな動物病院ではもちろん、小さな獣医でも認可を受けているところはあります。

病院の清潔さ

実際にクリニックに行ってみないと、院内がどれだけ清潔に保たれているのか判断するのは難しいのですが、犬と猫がちゃんと別々のケージにいれられて、分けられているか等も判断基準になるようです。

動物間の感染症を防ぐ為に、一度に多くの動物を待ち合い室にいれることを避け、予約のみ受付の獣医も良いと思います。

獣医師の質、人数

病院に何人の獣医師がいるのか。専門的な資格を持っており、特別な診療を行っているのかなどを知っておくと便利です。犬種によって遺伝的にかかりやすい病気が異なるため、特に心臓病等の大きな病気になる可能性がある場合は調べておくこともおすすめします。

一般的な病気や怪我から目や歯の診療まで全てをみてくれる病院がほとんどですが、手術等が必要になると、大きな病院にいかなければいけない場合もあります。

緊急診療の有無

予約のみを受けつけている病院もあるので、緊急の診療をしてくれるかも調べておく必要があります。

レントゲンや超音波などの設備が整っており、診療結果をすぐだしてくれるのか、また設備が整っていない場合は専門獣医を紹介してくれるのかも大切です。

基本的に病院のサイトにも掲載されていますが、電話して聞くのもいいと思います。

診療費

いくら良い獣医でも高額な医療費がかかってしまうと、経済的に苦しくなり、続けて通院することが難しくなってしまいます。

Pet Plus紹介しているアメリカ全土における、ペット(犬・猫)の治療費の平均額を調べてみました。私の住んでいるカリフォルニア州は、他の州に比べて物価が高めなので、平均額の上限の方に当てはまると思います。

アメリカでの獣医の平均的な費用

初期費用(Office Visit)

初期費用:45ドル~55ドル

こちらは予約して、獣医師による健康診断を受ける費用です。まずどこの病院でもはじめて連れて行くときは、この初期費用がかかります。基本的にはOffice Visitで健康診断を行い、治療が必要な箇所が発見された場合は、今後の治療方法や費用の相談するようです。

予防接種

予防接種:18ドル~25ドル

少なくとも年1回は必要な狂犬病の予防接種等、ひとつの接種あたりの費用です。保健所でも予防接種を受けることができ、価格も病院よりも安いのでおすすめです。

参考アメリカで犬を飼う時に義務化されている法律とマナー

検便

検便:25ドル~45ドル

寄生虫や大腸、小腸などの異常を調べることができます。

血液検査

血液検査:45ドル~50ドル

血液検査には血球検査というものと生化学検査があります。人間と同様に、赤血球や白血球の量をはかることにより、病気を早期に発見することができたり、事故に遭った時などに内蔵等の異常を発見する役立つようです。

去勢手術、避妊手術

オス(矯正手術):45ドル~135ドル
メス(避妊手術):50ドル~175ドル

保健所でも去勢手術を受けることができ、予防接種同様に、低価格で済ますことができます。

歯のクリーニング

歯のクリーニング:70ドル~400ドル

健康診断の際に歯のチェックはしてもらえるのですが、クリーニングは含まれていません。多くの犬は歯を触られるのをとても嫌がります。そのため、歯のクリーニングは麻酔をする必要があり治療費も高額になります。

モモを健康診断に連れて行った際に、歯のクリーニングが必要だと獣医にいわれました。治療費は500ドル程度みておけば大丈夫とのことでしたが、経済的な理由で一気に支払うことができない場合は、都度払いなどもあり、治療費を相談できることが多いです。

アレルギーテスト

アレルギーテスト:200ドル~300ドル

ドッグパークでよく会う知り合いに聞いた話ですが、特定の植物にアレルギーを持つ犬もいるようで、季節によって急に足に湿疹ができてしまうこともあるようです。血液検査や皮内反応テストを通して細かいアレルギーの詳細を調べることができます。

老人病(老犬病)検査

老人病(老犬病)検査:85ドル~110ドル

モモのような7才を越えたシニア期に入ってきた犬用の健康診断で血液検査、尿検査、レントゲンなどが含まれています。また、認知症検査を実施してくれる獣医もあります。

マイクロチップ導入

マイクロチップ:25ドル~50ドル

だいぶ一般的になってきたマイクロチップですが、アメリカでの導入率はいまだ20パーセントほどのようです。去勢手術・避妊手術と同時にマイクロチップの導入をするとセットで安くなることもあります。

参考サイト
The Humane Society:http://www.humanesociety.org/

Pet Plus:https://blog.petplus.com/

獣医レビューサイト
Vet Raringz.com:http://www.vetratingz.com/

Yelp:https://www.yelp.com/

執筆:かなぴー

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