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アメリカでの犬のしつけ(ドッグトレーニング)

今は7才になり、すっかり落ち着いてお利口になったモモなのですが、我が家にきた時はまだ10ヶ月を過ぎた子犬だったので、当時はとてもやんちゃでいたずらが大好きでした。

アメリカでは大きな犬でも室内で飼うことが一般的なので、モモも最初からお家の中で一緒に暮らしはじめたのですが、留守中に電気コードをかじってしまったり、ゴミ箱をひっくり返したり、お家の中におしっこをしてしまったり、、、そんなことは日常茶飯事でした。

その為、1週間ほどのトレーニングを受けさせることにしました。今回は、その時のトレーニングの内容や英語でどのようにしつけをするのかをご紹介します。

ドッグトレーニング

私が利用したのは、モモを保護してきた保健所が提供しているドッグトレーニングのサービスです。保健所の方がとても親切で信頼できたことと、家から1番近くにあり、利用しやすかった為に、こちらを選びました。

期間と費用

週1回、1時間のクラスを6週間(計6回)受けました。
費用は全部で110ドルです。

トレーニングの内容

モモが受けたのはレベル1という基礎的なコースです。

  • リードを引っ張らないで歩く
  • 呼んだら来る
  • 飼い主の認識
  • 人や犬にジャンプをして飛びつかない
  • お家の中で落ち着いて過ごす方法
  • まて(特に外で散歩中に急に飛び出したりしないように)
  • トイレのしつけ
  • お家をどのようにドッグプルーフにするか(こちらは飼い主が受けるクラスです)

良かった点

実際に6回のトレーニングを終えた後、モモは外でトイレができるようになりました。また、室内で物をかんだり、いたずらをすることもほぼなくなりました。

仕事で日中、留守をしなければいけなかったので、短期間でも効果があり、とても価値があったトレーニングだったと思います。

イマイチだった点

トレーニングには他の犬も参加するため、相性が合わない犬だとケンカをはじめたり無駄吠えをしてしまい、落ち着きがないこともありました。

総合的にとても良い点ばかりだったのですが、少しお金を払ってもプライベートや少数でのトレーニングを受けてもよかったのかなとも思います。

他のトレーニングコース

ここの保健所では他にも様々なコースを選択することができます。
どのクラスも期間、費用は共通で週1回の計6回のトレーニングで110ドルです。

フレンドリーコース(レベル2)

このコースでは基礎的なしつけを済ませているわんちゃんが対象になります。

他の犬とケンカすることなく遊んだり、一定の距離を保つような訓練をします。他の犬と上手に遊べるか心配な飼い主さんがドッグパークデビューする前に利用でき便利です。

上級コース(レベル3)

このコースでは新しい技を教えてくれます。また飼い主との信頼関係を深め、どのような指示にでも従うことができる訓練をします。

子犬トレーニング

18週よりも若い子犬用のトレーニングコースで主にトイレのしつけの練習と家の中で落ちているものを食べたりしない練習をします。

犬のしつけで使う英語

トレーニングを受けたこともあり、モモには全て英語でしつけや技を教えています。
基本的によく使うしつけの他に、お友達に自慢できるようなおもしろい技もご紹介します。

基本編(Commands)

おすわり(Sit)

英語で座るという言葉「Sit」を犬のコマンドでも使います。

まて(Stay/Wait)

英語では「Stay」と「Wait」の2つの言い方があり、使い方が少し違います。

  • Stay:エサをあげる時や、その場所で犬をまてさせる場合に使います。
  • Wait:外で歩いているときに急に道路に飛び出したり、他の散歩中の犬を追いかけるのをとめるために使います。

モモはよく野うさぎや鳥を追いかけたりしてしまうので「Wait」はとても便利です。

ふせ(Down)

「Sit Down」で座るという意味にもなるのですが、コマンドではそれぞれの単語を別々に使います。またふせをしている状態から立ってほしい時はDownの反対の言葉である「Up(立て)」といいます。

おとせ(Leave it/Drop it)

落ちている物を拾って食べようとしたり、口にくわえているものをおとすために使います。

ドッグパークで遊んでいると、落ちているうんちを嗅ぎにいったり、他の犬のおもちゃをとったりしてしまうので、このコマンドを使います。

ほめる時・しかる時

ほめる

「Good job」「Good girl/boy」とGoodを一般的に使っている人が多いです。これが褒められていると認識できると、新しい技の習得も早くなります。

しかる

また叱るときには「No」や「Bad」だけではなく「Wrong(間違っているという意味)」や「Naughty」という言葉も使います。

便利・おもしろい技編

トイレ(Go Potty)

Pottyというのはトイレという意味なので、外に連れて行きGo Pottyと声をかけるとおしっこやうんちを済ますようにしつけました。アメリカでは小型犬でも室内でトイレパッドを使わずに外でトイレのしつけをする人も多いようです。

また犬のトイレのしつけのことを「Potty Training」といいます。

おて(Hi-five/Shake)

私たちがするように手を挙げてハイファイブをしたり、シェイクといって握手を教えたりします。

スピーク(Speak)

吠えるしつけです。最初はできたら面白いなと思って、教えた技なのですが、実際に宅配便などの知らない人が家にきたりすると吠えて教えてくれたりするので、番犬にもなっていいかなと思います。

敬礼(Salute)

軍などで敬礼するところを見かけることも多いためか、この技もよくみかけます。
犬のおでこにポストイットなどをはり、それをとろうとする動作を利用して教える様です。

もってきて(Fetch)

ボールやフリスビーなどで遊ぶ時に使えるものなのですが、今ではテレビのリモコンや自分のリードも持ってこられるようになりました。

また飼い主によっては冷蔵庫からビールを持ってくる技を教えている人もいるようです。

犬のしつけのまとめ

私は仕事をしていたので、トレーニングを受けさせてしまった方が楽だと思い、受けさせてみたのですが、今ではYoutubeなどでも犬のしつけの動画がたくさんアップロードされています。

具体的な内容で、私もそれをよく参考にして常に新しい技を教えたりしているので、ぜひYoutubeなどでアメリカの犬の技を探してみてください。

執筆:かなぴー(アメリカ在住)

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