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アメリカのドッグフード食材宅配サービス


アメリカは肥満体国のイメージが根強いですが、カリフォルニアに住んでいると肥満人口は減ってきてるのではないかな~と感じます。スーパーやレストランでもオーガニック、グルテンフリー、ビーガンなどの言葉をよく目にして、みんなが健康的な食生活を心がけていることがよく分かります。

私たちの食生活同様に、私たちの愛犬のドッグフード事情も常に進化し続けている様です。最近、おもしろいニュースを読んだので、紹介します。

ドッグフード食材宅配サービスの概要

「オリー(Ollie)」というペンシルベニア州発のドッグフード会社が、「ブルーエプロン(Blue Apron)」という会社と手を組んで本格的にドッグフード食材の宅配サービスを初めていくという記事です。

ブルーエプロンとは

ブルーエプロンとはニューヨークから始まった献立付きの食材宅配サービスです。

2012年に創設された、まだ5年ほどの新しい会社ですが、健康的な食生活を送りたいニューヨーカーに大ヒットし、2016年には月間800万食以上を販売し、年間10億ドル以上の売り上げを出しました。

ブルーエプロンのシステム

ブルーエプロンのシステムは、日本でいうコープやパルシステムなどの食材宅配サービスと同様に、週に60ドルから140ドルの定期購読をすることにより、お家にレシピと食材が届けてもらうことができます。

食材を無駄なく調理できるように、レシピも一緒に届くので料理が苦手な人でも便利に利用することができます。またスーパーに行かなくても新鮮な食材がドアに届けられることから、仕事で忙しいニューヨーカーの間からどんどん広まって行き、今ではアメリカ全土で宅配サービスが利用され、大きな利益を上げる企業に成長していきました。

オリーとは

オリーは2016年からドッグフード食材宅配サービスを始めた、ブルーエプロンよりもさらに新しい会社です。そのため、この若い、まだ成長過程のドッグフード会社が、数年間で大成功をおさめたブルーエプロンと共同でビジネスを行うため、業界やメディアの注目をあつめています。

オリーのシステム

オリーではその犬種それぞれに合った食材さがしからレシピ提案、宅配までのサービスを提供しています。

まずはオンラインのフォームを通して、犬の年齢、体重、犬種、アレルギー、持病等の詳細を登録します。すると、それに応じた食材やレシピをカスタマイズしてくれます。あとはレシピと値段を検討して、定期購読するだけです。

ウェブページを見てもらえると分かりますが、とてもシンプルで分かりやすいページになっています。

日本でも吉岡油糧(よしおかゆりょう)という会社が、飼い犬に合ったオリジナルのドッグフードを調合してくれるサービスをやってますね。

参考吉岡油糧のドッグフードレビュー

ドッグフード食材宅配サービスの詳細

カスタマイズレシピ

新鮮な食材のみを利用しており、低温度で時間をかけて調理されています。またアメリカの農務省USDA(United States Department of Agriculture)とアメリカ食品医薬品局FDA(Food nd Drug Administration)認証許可を取得している施設でドッグフード作りをしているので、衛生的にもきっちり管理されているのがわかります。

食材

ドッグフードの主な栄養分となるプロテインはチキンかビーフの2種類から選ぶことができ、その他の食材は犬種や体重管理にあったものをカスタマイズしてくれます。

ビーフやチキンの他に使用される食材はサツマイモ、グリンピース、ジャガイモ、ニンジン、ほうれん草、チアシード、ブルーベリー、バジル、ローズマリー等との記載がありました。

オリーのサイトでドッグフードを作っている動画をみることができるのですが、サツマイモ、ニンジン、グリンピースなどはつぶされず、小さくカットされてまぜられているので、ドライカレーみたいな見た目になっています。

鮮度

現在、全てのオリーのドッグフードはペンシルベニア州でつくられており、鮮度を保つ為に、ハワイ州とアラスカ州での宅配は行っていない様ですが、その他の全ての州には宅配サービスを行っています。

密封されたタッパーに入って届くため、開封しなければ冷蔵庫の保存で21日ほど持つそうですが、一回開封すると5日間が賞味期限のようです。

購読料金

2週間ごとに届く購読システムになっており、オリーのウェブサイトによると、小型犬はおよそ42ドル~、中型犬は70ドル~、大型犬は100ドル~となっています。

他のペットフードと比べると、鮮度が高い分、値段は高めです。

ターゲット

犬の健康を第一に考える飼い主にはもちろんのこと、食べ物のアレルギーに悩まされている犬や、肥満気味の犬、糖尿病を持つ犬などをターゲットに、ドックフードの食材宅配サービスを始めた様です。

なんとアメリカでは肥満、糖尿病を抱える犬は60%もいるそうで、10年前のデータと比べると98%の割合で増えたというので、犬にとっての健康を考えるドッグフード会社が増えている理由も納得できます。

今後のビジネスの拡大

今回、ブルーエプロン発展に大きく貢献したメンバーの一人がオリーと共同ビジネスを始めることで、もっと宅配サービスが拡大していくことが予想されています。

現状は東海岸での売り上げがメインのようですが、これから西海岸にも焦点を当てて、ペットフード業界に新しいトレンドを持ち込むのではないかと予想されています。

ペットにかけるお金

以前の記事にも書いてきましたが、ペットも家族の一員として、大切に育てている飼い主が増えてきたことはとても嬉しいことです。そのため、年々、ドッグフードだけではなく、ペットにかけるお金が増えてきているのは感じます。

これからもこのようなサービスがどんどん広まって増えて行ったら、値段も少し下がって行くのではないかな~と期待しています。

参考サイト
Fortune:http://fortune.com/

Ollie:https://www.myollie.com/

Recode:https://www.recode.net/

Business Insider:http://www.businessinsider.com/

執筆:かなぴー

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